ドメイン利用制限中(IcannManualHold)の復旧方法(お名前.com)

発生した現象

※ブログ運営されている方向けの内容です。
自サイトをブラウザで開いたところ、下記のエラーが表示され突然アクセスできなくなりました。その時、対処した内容を紹介します。

サイトにアクセスできない原因

調査

エラーを調査したところ、ブラウザに表示された「DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN」エラーは、サイトに接続できない場合に表示されるエラーであることが分かりました。エラー原因として考えれることは下記です。

まずは自分のパソコンのネットワークやセキリティソフトを確認しましたが問題ありませんでした。更なる調査で、ドメイン登録時のwhois情報に不備がある場合にドメイン制限されることがあることが分かりました。

ドメインはお名前.comを利用しており、お名前.comにログインしてドメインのステータスをみると利用制限中（IcannManualHold） となっていました。これが理由でサイトが表示できない状況になっていることが分かりました。

出典:お名前ドットコム

利用制限中（IcannManualHold）となった原因

調査の結果、ドメイン会社からWhois情報誤りによる修正依頼通達後、期限までに修正されなかったことで制限がかかったようです。メールの受信箱をみると、確かにお名前.comより、修正依頼がきており、完全に私のミスであることが分かりました。

期限切れても再度、Whois情報を修正することで制限解除できるとのことで、Whois情報を修正することにしました。

復旧手順 (お名前ドットコム)

Whois情報修正

お名前.comでWhois情報を修正するには、お名前.comにログインしたメニューの中にあるドメイン機能一覧内のwhois情報変更より修正できます。

whois情報変更画面より、アクセスできなくなったドメインを選択後、下記のように変更情報をすべて選択します。

出典:お名前ドットコム

次へ押すと、登録時に入力された登録者情報が表示されます。各入力欄の登録情報に不備がないか確認します。

私の方は、都道府県にミスがありました。登録情報のミス箇所を修正後、次ページで確定ボタンを押下して修正完了です。※修正完了後にお名前ドットコムへのメールでの連絡は不要です。

修正完了すると、お名前.comより「[お名前.com]ドメインWhois情報変更 完了通知」というメールが届きます。また、Whois登録情報に登録したメールが承認されていない場合は、承認依頼メールが届きますので、メール内のURLより承認も必要です。

以上で対処は完了です。

サイト復旧までに掛かった期間

whois登録情報修正後、すぐにサイトは復旧しません。お名前.comが登録内容確認完了するまで待つ必要があります。お名前.comのヘルプページにある解除説明には、下記が記載されています。

「当該ドメインの情報変更を確認いたしました後、数時間～数営業日中に制限を解除させていただきます。」
引用元:お名前ドットコム

再度アクセス可能となるまでの時間は、数時間～数営業日中とのことで、根気強く待つしかありません。私の場合は、whois登録情報修正から4日後に復旧しました。修正した登録情報が正しかったのか不安もありましたが復旧してよかったです。

ドメイン制限を調べる方法

Whois情報検索方法

ドメインの利用制限が掛かっているかWhois情報検索機能からも確認できます。
ドメイン調査URL:Whois情報検索

Whois情報検索でアクセスできなくなったドメイン(自分のサイトドメイン)を検索すると、
ドメインに関する詳細情報を調べることができます。

~~ Domain Status :clientHold・・・ ~~

Domain Statusが「clientHold」になっている場合は、ドメインの利用制限が掛かっている状態になります。

さいごに

私の場合は、サイト立ち上げて２週間後程度だったので、それほど影響はなかったのでよかったですが、大規模なサイトの場合は、サイトにアクセスできない場合、影響は大きそうですね。

サイト運営するにあたりレンタルサーバー会社やドメイン会社からのメールをしっかり確認していきましょう。